30日の火曜日はレッスンをお休みをし、自分のお勉強day。
大ファンの松本和将先生の室内楽レッスンを受けてまいりました🎹
緊張しすぎて集合時間を間違えたので、レッスン前に深川不動尊で願掛け。
昨年度内にお声掛けいただき決まったこの企画。
全四楽章から成る曲のたった一楽章。時間にして8分くらい。
結果、
打ちひしがれました👼🏼👼🏽👼🏻
割と練習もちゃんとした。
VNとVCパートの旋律も頭に叩き込んだ。
和声分析も必要箇所にはした。
だけれども、打ちひしがれる結果となりました。
始め冒頭の提示部を弾き終えた後の先生は、
『なんだろうな…もしかして穏やかなほんわかした人格?もうちょっと激したこういう…表情とはまた違うけど、内側からくるこういう……』
って仰ってましたが、
『ほんわかな性格ではないです。笑』
と、言ってもう一度弾きなおす。
途中、弦パートとの合わない箇所を練習するという、小学生的な時間を経て、
またまた先生が、
『なんだろーなー。もっと和声の変化を感じて弾こう。』
と仰り、もう一度弾くと、
『あっ!わかった!
とりあえずひいちゃってんだ!
なーんも考えてないんだね!なるほど!』
とハツラツとした声で(そう聞こえただけで実際は衝撃のようでしたが)お話しされて、
この後、ズン!とくる一言を言われるのです。
それは、
音楽・芸術において、
練習よりも、テクニックよりも、アナリーゼよりも最上級に大切なこと。
『もっと気持ちこめなよ!』
…です。
もうちょっと正確に言えば、
『もっと気持ちこめなよ!というかちゃんと考えなよ!なんでそんなにあっさり弾けんのか僕には理解できない。』
と指導をされたのでございます。
気持ちこめて!と言われたのは、かれこれ何年ぶりでしょう。
無論、松本先生は、私のペラッペラのメンデルスゾーンを聞かれて、このコメントだったのですが、
ここ数年の自分のピアノへの向き合い方をズバッと一瞬で見抜かれたような気がして、
打ちひしがれました。(←3回目)
殴り書きでメモした文字も、気持ちこもらず。。。
松本先生の奥様でヴァイオリニストのはなこ先生にも、別のセミナーで、
『ねぇ、和声分析だけしてもそれが音になって表現できないなら、ただの頭でっかちだよ』と同類と事を言われた過去があるのに、またこのザマ。
次のレッスンまで20日間しかありません。
考えすぎても、ダメ。
考えないのは、もっとダメ。
ピアノを始めて30年目。
ピアノを弾くことへの向き合い方を見直すきっかけを作ってくださった松本先生のレッスンは、大きな転機になるかもしれません。
なんだかブログを書いててまたさらにズン!と来そうなので、我が家のアイドルをお口直しがてら貼っときます。