金沢瑛子のブログ 〜音楽あれこれ〜

千葉市緑区あすみが丘7丁目金沢ピアノ教室講師による音楽ブログ。お教室情報や演奏や勉強など多彩な内容でお届けします♪

もう2ふんばり〜!

こんばんは★

試験三昧も、今夜で折り返し地点まで着ました(o_o)
金曜の学校の卒業試験は、【リズムステップ】と【伴奏付け】。
【リズムステップ】はさらに細かく3種類に分けられます。
・リズムステップ(9小節の異なる拍子、リズムにメロディを付けて10分の予見ののち即本番)
・倍加半減(ピアノから聞こえたリズムを足はそのままステップ、手は倍or半分でクラップ)
・トランスフォーメーション(あるリズムフレーズを聞いて、3/4、6/8、2/4に指揮しながらステップ)

と、何ともまぁマニアックな課題なわけです。練習風景は半ば宗教がかっており、練習する度に、母が、
『また始まった…』と漏らしておりました(笑)


【伴奏付け】は、2〜4小節のモチーフを発展して曲作り。4曲課題を出され当日指定1曲。
と、私の立場としてできなきゃいけない課題でした。



試験本番ではドドドド緊張のあまり、終わった瞬間ホロホロ涙が…
肝の小ささを実感いたしました(T_T)
世界レベルと比べるのは大変おこがましいですが、浅田真央ちゃんのショートプログラムの時の気持ちを自分も味わったような>_<
大それた失敗は無かったものの、やはり試験・本番で全力を出し切るにはものすごいエネルギーが要ります(>人<;)


そして、今日は学校とは別に、ピアノの指導者検定を受けてまいりました。
試験2週間前に、各級の課題曲が出され、当日は、初めて会う、スキルのまったく分からないモデル生徒さんを級別に与えられた時間レッスンし、それを評価して頂くというもの。
自分の指導は、果たして的を得ているだろうか、権威ある大先生にどう写るか…
本当に勉強になる機会です。

2年前の同時期に、中級を受け、今回は初級と上級。そして上級の課題曲は大好きバッハのシンフォニア3曲と、大苦手モーツァルトソナタ2曲(T_T)
先日も書きましたが、逃げ続けてきたモーツァルトと正面から向き合う覚悟をして、研究、分析、練習の日々。
そして、2週間。モーツァルトを避け始めた10数年から今までを、一気に覆されました!
モーツァルト…なんて面白いんだ〜!!と、今はモーツァルト愛いっぱいです♡
結局上級試験本番はバッハが課題となりましたが、本当に良い機会を得られて嬉しかったです。
元は資格取得のために受け始めた検定ですが、その有無に関わらず、じっくり学ぶ事の意義を改めて感じました。
講評の先生も仰ってたように、“音楽の学びは死ぬまで続く”んでしょうね♫
美談ばかり並べてしまいましたが、やはり反省内容も多数ありましたので、後日送られてくる講評用紙が今から楽しみなような怖いような(>人<;)





さて!気持ちを切り替えて、残りは2種。明日は学校の卒業試験2日目。
【拍子変えの指導演奏】【視唱】【理論】【リズム聴き取り】です!




おまけ:原典版のお話の続きです。左が原典版で、残りは他の出版のもの。
1枚目だけでもこんなに違います(°_°)