金沢瑛子のブログ 〜音楽あれこれ〜

千葉市緑区あすみが丘7丁目金沢ピアノ教室講師による音楽ブログ。お教室情報や演奏や勉強など多彩な内容でお届けします♪

ガックシ と ホッコリ

ピアノとは直接関係ないんですが、

たまには毒を吐かせて頂いても良いでしょうか?笑


というか、結構リアルは毒キャラか😅





ガックシ話・・・

1月某日の夕方、

地元の駅から電車に乗って出かけた日のことです。


電車がホームに停車して、ドアが開いた瞬間、

某高校の男子生徒たち5〜6人が入り口付近にドカッ‼︎と立っていて、しかもみんな大型リュックを背負い、転がすスーツケースも持っていました。


んで、普通に私が乗っても、誰1人と避けない、移動する気配ない😱

仕方なく、昭和生まれのオバパワーで、スーツケースの中をかき分けて電車に乗り込みました。


その某高校とは、知らない人はいない千葉県内ではトップの難関私立校。

会話も(←腹立ったので耳ダンボ!笑)、テストの成績がどうだの、超マニアックな知識のお披露目大会で、やっぱりお勉強はできるんだろうな、って感じ。



だがしかーし!

駅に着いても着いても、どんだけ乗客が乗ってきても入り口付近を占拠😓



心のなかでは、

『どきなさいよー!』と叫んでいましたよ。

(完全なる内弁慶)


もう顔も完全これでしたよ→😑😑😑 


けれども終点に着くまで結局彼らは誰からも注意されることなく、

会話が盛り上がるたびに、背負ったリュックを周りの人にバッシバシ当てて、

キャハキャハしながら、おりていったのです。




それとは対照的に、ホッコリ話。

こちらは三が日の午前中。

無謀にもベビーカーで母子、電車で長距離移動。


で、予想通り、駅に着いたその電車はすでに大混雑。


んで、ドアが開いたその先には、サッカー部男子高校生の集団😱😱😱


『うわぁー煙たがられるんだろうな💧』と恐る恐る乗ろうとしたら、その中の1人の少年が、


「おい!ベビーカー来るぞ!

もっと中入れよ!お前ら鞄を前に抱えろよ!」とチームメイトに声かけするんですよ!


『え?めちゃいい青年じゃん🤩』と早くも感動💕



その後も息子の顔を覗き込んでは、

『かわいいなぁー。俺のこと見て笑った😆』

『違うよ、俺みて笑ったんだよ!めっちゃ可愛いなぁ。』


と親バカを加速させるサービスっぷり(笑)



だがしかーし!

たくさん人が降りるであろう駅の、1つ前の駅に着き、愕然。

ベビーカーがあってもなくても、もう乗れなくない?!ってくらいの人がホームに…


私の心のなかでは、

『ヤバイ…ヤバヤバヤバヤバヤバヤバヤバババ〜‼︎』

とハラハラでいたところ、


再び神君臨!

仕方なく力技で乗ってくる人達に向かって、


『あの〜!ここに赤ちゃんいるんで気をつけてくださいね〜!』


と、叫んで注意を促す人が!!

そうです、あのサッカー少年です!


もう涙腺ユルッユルで、

息子はご機嫌で超満員電車をやり過ごしてるのに、

母ちゃん1人で泣けてきましてね😭



終いには、最後飽きてきて泣きそうな息子に対し、

自分たちのスマホで、アンパンマンやわんわんの画像を次から次に見せてくれたりして、



終いの終いには、次の駅に着いて降りるときに、

それまでのギュウギュウ詰めが嘘かってくらい、

サァァァァーーっと道を作ってくれたんですよ😭😭😭



もう恥も何もあったもんじゃない。

三が日から昭和生まれのおばちゃんは、

涙でメイク崩れした顔で、

「ありがとう!ほんっとありがとう!!」を連呼したもんです。




で、これは余談ですが、

そのサッカー少年たちの高校というのは、

正直私の知りうるかぎりは、決してハイレベルの高校ではないんですね。



先に挙げた難関校との偏差値だけで比べたら、おそらく30〜40近く差があるかと思われます。


超エリート校の子達は、知識は豊富だけれど、周りが見えていない。


それに対して、サッカーの子達は、

知識より、はるかに常識がある。

空気を読むことができる。

自分が信じた行動は何も惜しむことなくできる。


今回出会った2パターンがたまたまそういう人たちだっただけで、

両方を兼ね備えてる人もいれば、

両方ともない人もいるでしょう。


しかしだんだんと息子の将来像を夢描く時期になってきた今、

やっぱり人様に迷惑をかける人にはなってほしくない。

空気の読める人になってほしいと思います。



常識は卓上では学べないけど、

親が教え込みすぎるのも危険。それは親の常識の刷り込みにすぎない。

だから、色んなことを経験して経験して、その積み重ねで常識や空気を読む力をつけていかなければならないな、と確信しました。




1月に起きたこの2つの体験を、自分の仕事においても生かして、

ピアノ教室、リトミック教室という枠にとらわれないように新たな春を迎えたいですね。