金沢瑛子のブログ 〜音楽あれこれ〜

千葉市緑区あすみが丘7丁目金沢ピアノ教室講師による音楽ブログ。お教室情報や演奏や勉強など多彩な内容でお届けします♪

読み方について(どっちでも良くないか?)

こんにちは!千葉市緑区あすみが丘の金沢ピアノ教室です♫

 

在籍の生徒さんの中で1番多い学年が4年生。

先日、音楽の授業内で筆記テストがあったと聞き、

どんな問題か気になる、変な使命感の下、全4年生に出来をアンケートしました。

 

その中でとても気になった事があるので、ここに1人言として記載します。

 

みなさん、この記号、なんて読みますか?

f:id:eiko19:20200913041858j:plain

スペルで書くと、crescendo 。

 

これをね、カタカナで表す場合、

『クレッシェンド』

『クレシェンド』

どちらもありえると思います。

 

一応、文部科学省にそった日本の音楽の教科書には、

『クレシェンド』と表記されているそう。

 

 

 

 

で、話しは4年生の音楽のテストに戻りまして…

 

ある生徒さんAは、

「『クレッシェンド』と書いちゃって減点にはならなかったけど、『クレシェンドですよ』って注意書きされてた。」という事で100点。

 

ある生徒さんBは、

「『クレッシェンド』と書いちゃって、100点にならなかった。」と。

 

 

採点方式に違いがあるのは論外として、

小さい『ツ』を入れただけで、 ✖ ってちょっとおかしくないですか??

 

日本語の漢字が違う、

送り仮名が違う、なんて理由ならもちろん納得ですが、

 

そもそもイタリア語っていう外国語を日本語で書き表す時点で、

問題としてイマイチなんですから、

その言葉のニュアンスが伝われば、小さいツ が入ろうが入るまいがどちらでも良くないですかねぇ(-_-;)

 

 

大事なのは、筆記で答えさせる問題なら、

読み方よりも、意味やどんな場面で使われるか、使うべきか、などの実用性。

 

 

先日、ピアノのご師匠と、日本の教育レベルがどれだけ低いかという話題で熱く語り合ったのですが、

イムリーにこの問題を聞いて愕然としました。。。

 

 

 

あまりブログにネガティブな事は書きたくないんですが、

これはどうしても言いたかった。

 

 

water 

この読み方、ウォーター?ウァラー?

きっと、学校の音楽の先生的にはどっちってもダメなのかね?笑