こんにちは!
千葉市緑区あすみが丘7丁目の金沢ピアノ教室です。
5月も半ば。
平常時であれば、近隣の小学校や中学校から、運動会の練習に励む子供たちの声がわんさか聞こえる時期です。
教室の所在地は、小学校から徒歩2分。
音響の届く範囲ということで、毎年お気遣いのお手紙が学校から届きます。
その文面の一か所を見て、思わずため息が出てしまった。
『保護者の観覧は行わないこと 』となります。
ピアノの生徒さんに詳細を聞いたところ、ダンス等の見世物は、予行練習の時にその学年の保護者だけ見ることができるそうですが、徒競走など他の競技は見られないと。
もちろんその理由はコロナの影響。
そして、ご存知の通り去年も同じ対応だったので、保護者の方は2年間、子供の雄姿を見られないのです。
運動会大好き一家の中で育った私には耐えがたい状況。
幼少期、運動会は必ず両親が見に来て、ビデオ撮影をしてくれました。
そして当日、翌日、1年後、数年後とまたそのビデオを家族で見返す。
それは思い出に浸るだけではなく、自分の頑張りを家族が喜んでくれることで、子供ながらに、もっとがんばろう!!という気持ちが沸き上がる素晴らしい時間なのです。
また親にとっても普段家の中では見せない姿を見られる場、それが学校行事。
そして、子の成長を改めて感じることで、親だってこれからもがんばろう!と思えるのではないでしょうか。
コロナで学校行事が中止になったり、縮小したり、それはこんなにも多くの範囲にある可能性を潰していっている。
オリンピック選手にも選手生命があるのは、よく分かりますが、
生命的な話をするのであれは、子供たちの″今”はどう考えれば良いんでしょう。
割と楽天的な私も、この問題を心の中で処理していくのは難しいです。。。