金沢瑛子のブログ 〜音楽あれこれ〜

千葉市緑区あすみが丘7丁目金沢ピアノ教室講師による音楽ブログ。お教室情報や演奏や勉強など多彩な内容でお届けします♪

本番の心得~アンサンブル編~

こんにちは!

千葉市緑区あすみが丘7丁目の金沢ピアノ教室です。

 

先日のclosedのクリスマスコンサートでは、8曲演奏をさせて頂きました!!

暗譜がなかったのが不幸中の幸い(笑)でしたが、短い曲を一度の本番でたくさん弾くときの心得を、備忘録もかねて記しておきたいと思います。

 

 

大きく3つ。

 

【その1 曲順】

こんなん、基本中の基本なんですがね…

言い訳しちゃうと、直前のリハで順番通りに音出ししなかったりすると、

楽譜の順番が前後しちゃうんですね。

また、別会場で演奏した曲を数曲取り入れたりする場合もあり、そうなると、都度曲順を覚えていくのがなかなか大変なのです💦

しかしながら、MC明けにスッと曲に入るカッコよさ、大切ですよね?笑

楽譜の準備をワサワサしてるのはダサいから、徹底して曲順は確認しておきます。

 

 

【その2 譜めくり

これも言うまでもなく。。。

しかもリハの段階から見通しがつくので、さほど心配は要らないんですが、

どーーーしても、めくれない時ってあるんですね。

 

その対策はずばり、『めくれる時にめくっておこう作戦!!』


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こんな感じで、観音開きの楽譜を作り、

右側2枚の演奏中のどこかでめくれるタイミングで、

左側をめくる。

 

という流れで、ページの最後になる前にめくっておく作戦です。

 

ただ注意したいのは、左右あっちゃこっちゃしていくと、本当に合ってるのか気になるので、下に大きくページを書いておくと安心♡

 

それでもめくれない場合は、、、

縮小という最後の砦😓

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【その3 調性感】

これが実は要で、これが言いたくて、この記事書いてます(笑)

 

そもそも調性とは、調を表す主音・調号から成るもの。

主音が移動して、長調短調も変わると、おのずと # や ♭ などの数も変わる。

 

これは楽典という分野の話で、ピアノを職にしているなら知らない人はいないんですが、

本番の緊張がずーっと続いている頭で調号の切替をしていくのも結構大事な訓練。

 

調性が変わる=国が変わる

 

くらい大きな出来事なので、

1つの本番で日本→ヨーロッパ→南米→オセアニアなどに旅しているようなもの。

 

こちらも、曲の頭にしっかりと調性を記入して、

演奏直前にその調性モードの頭を作って弾き始めます。

 

 

以上の3つが私が大事にしている心得。

冬は本番が開くことが多いので、また自分で見返します👍