こんにちは!千葉市緑区あすみが丘7丁目の金沢ピアノです♬
突然ですが、皆様、この写真を見てどう思いますか?
これは、千葉市緑区内にある某公園。
4月に撮影したものです。
ここは、公園と行っても、山手線のように歩き続けると一周する場所で、
ところどころに公共施設や遊具などがあります。
その一か所。
この花壇の前をたくさんの人が通り過ぎていく場所です。
(で、私は息子がずぅーっと蟻探しをしていたので、通り過ぎずにステイ…)
そして蟻を追いかけつつ、この花壇を通る人の会話がちょいちょい聞こえてきたんです。
キレイだね~
かわいいお花だね~
いろんな色があるね~
触っちゃだめよ!
入っちゃだめよ!
抜いちゃだめよ!!!
などなど。
しかし、すごーーーーく気になってしまった会話があって。。。
おそらくおばあちゃんと、そのお孫さんらしき男の子(小学校低学年くらい)。
少し離れたところから、先に男の子が花壇に駆け寄って、じーっとお花を見つめていました。
そして後からおばあちゃん近寄ってきて、
あら見てごらん!
チューリップが寂しく咲いてるよ。
こんなスッカスカじゃお花植えても仕方ないね。
と。そして、男の子は、
えっ!
と言ったあと、しばらくして、
そうだよね!
こっちの方も植えないと意味がない。
色もなんかバラバラに植えただけだし、きれいに並んでない。
こんなの、すんごく寂しいや。
なんだかその会話を聞いて、すごーーーーーく心が苦しくなってしまったんです。
聖職者ぶるわけではないけれど、きっとその男の子がはじめこの花壇を見たとき、違う心象を持っていたはず。
でもおばあちゃんの考え方を聞いて、“同調しなければ!”というスイッチが働いたんでしょうか、
口から出まかせに先に挙げたことを話はじめ、自分を納得させている様子でした。
もちろん、いろんな考え方があって然り。
そのおばあちゃんを否定するつもりはないけれど、
まだまだ脳と心が成長段階にある子供たちに先に感想を聞いてあげてほしかったなぁと。
大人の発言1つで、芽を出そうとする思考力や想像力が土にまた戻ってしまう。
知育ブームの昨今ですが、それよりも日々の生活の中から心と脳を柔軟に育てることができる大人になるのが目標です。